国土交通省松山河川国道事務所は30日までに、国道33号松山外環状道路インター線のうち3月に開通した愛媛県の市坪インターチェンジ(IC)―余戸南ICの半年後の効果を発表した。インター線を利用する交通量が開通1カ月後に比べ、約3割増加したとしている。
 事務所によると、開通1カ月後の4月21日と半年後の10月14日の午前7時~午後7時の交通量を調査した結果、1200台増の4800台だった。
 次世代型の自動料金収受システム「ETC2・0」のデータを活用した分析では、余戸南地区交差点と松山ICを通過する交通の約8割がインター線を利用しているという。